記事のとおりです。
今は、2次避難の受入は、元々2月末から3月末を期限として、県と旅館が合意して始めたようですが、道路の仮復旧や仮設住宅の建設、水道の復旧等がまだまだの中、法師さんらがいち早く決断されました。
さとやま交流館が1月に、訪問した時に、被災者の方が、防寒着を笑顔で受け取られた後、「わしは帰るところがないよのお。今からどうすりゃあええかのう」(言葉は能登の言葉ですが、広島弁に訳してます)と、ぽつり誰に言うでもなく、独り言のように話されて立ち去られたのを忘れることができません。
法師さんの支援の熱い気持ち、よくわかります。
でも、営業的には、とても厳しいのだと思います。
法師は、西暦718年開業、創業1300年を越す北陸最古の旅館で、ギネスにも載ったこともある名湯です。建物は国の登録有形文化財に指定されて、管理も大変です。営業経費は相当なものだろうと思いますが、記事によると国からの受入の補助金は、一泊3食で一人1万円のみ。最近のビジネスホテルでも3食でこの値段は無いだろうと思います。ましてや法師は、建物の維持や温泉の管理なども含めて、赤字覚悟の判断だと思います。さとやま交流館は、法師からいただいたご恩を忘れません。
さとやま交流館は、被災者の皆さんを支援すると共に、微力ながら法師を支援します。
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