蛇落地悪谷（じゃらくじあしだに）

2014年8月20日（水）午前3時20分〜40にかけて、局地的な短時間大雨によって
安佐北区可部、安佐南区八木・山本・緑井などの住宅地後背の山が崩れ、同時多発的に
大規模な土石流が発生した。4時20分頃には可部三丁目付近で根谷川が氾濫した。

土砂流発生前から複数の通報が寄せられたが、安佐南区山本地区では3時20分に崖崩れの
通報があったにもかかわらず広島市からの避難勧告の発令は4時30分になっており、
1999年に発生した6.29豪雨災害の教訓は生かされなかった。
特に被害の大きかった安佐南区八木地区は、かってその一帯が「蛇落地悪谷」と呼ばれ、
地域の古老は「蛇が降るような水害が多かった事から、悪谷と呼ばれていた」と話した。
昨日、さとやま交流館は三名の土砂カキボランティアを派遣しました。（通算十度目）